2009年11月23日月曜日

正面




 魚にはその魚によって、可愛い構図がある。
 ある魚はこの角度から撮るととてもかわいく取れるが、この角度からだとあまりかわいくない。
 人間でもそうかもしれない。
 但し、人間の場合は必ずしもかわいく撮れるかどうかは分からない。

 魚は多くの種類が平たくできているので、あまり正面からは撮られない、つまり横顔専科なのだ。
 
 例外は、オコゼやふぐのような箱型のものだ。





  だから魚の正面から見た写真はあまり出てこない。昔中村征夫さんの写真集に顔面写真集というのがあった。

 僕のカメラは、簡易型でほとんど画面も見えてないので、写るものは偶然だ。

 この日はおかしかった、帰ってきてパソコンで見ると、かなりの数の正面写真が撮れていた。ニシキヤッコなど何枚も正面の写真があった、偶然にしては余りの枚数なので、今日は正面の写真を撮ってもらいたかったのかもしれない。

 欲しかったら取りに来なさい大きく伸ばしてあげるから。

2009年11月18日水曜日

陰と陽



陰と陽





 自然は不思議だ、その存在の大きさ、豊かさ、美しさ、優しさ、そして荒々しさ。
 時に、私たちを優しく抱擁したかと思えば、荒々しい牙をむき出しにして襲い掛かる。

自然は、私たちちっぽけな人間など、思いもよらぬスペクタクルを眼前に展開してくれる。
眼前に広がるのは海、しかし今日の海は少し様相が違っている。

 海は正面にシキホール島、右のネグロス島、左がスミロン島だ。ネグロス島には厚く巨大な雲に覆われている、たぶん大雨だろう。かつて、これほど巨大で、どす黒い雲をネグロスに見たことはない。
 一転、目を正面に向ければそこは、燦燦と日の降り注ぐシキホール島、右の目と左の目で陰と陽を分ける。
あたかも黒魔術師が、この巨大な雲を紡ぎ出し、次第に熟成し、ネグロスに投げつけたのであろうかと思われるほどである?

 しかしみごとに陰と陽にわかれた雲を見るにつけ、太古の民たちが自然を神として敬った理由が理解できる。



 干天に苦しむシキホール島にとっては雨は祈って乞うしか方法はない、一方水害に苦しむネグロスはなすすべもなく雨が止むのを待つばかりだ。
 それぞれの民達は、お互いの島の状況を見ながら、嘆息したに違いない。

 今日の民たちは自然を恐れ敬う気持ちを忘れ、自然を思いのままに動かそうと考えた。
 いずれ、その民の傲慢さは、陰と陽の濃度を増していく自然の前にひれ伏すことになるかもしれない。

2009年11月12日木曜日

今年のセブのクリスマス風景 アヤラ編


 フィリピンはキリスト教徒が多い国、クリスチャンが人口の80%を超えるという。 


したがって、イベントはキリスト教にちなんだものが多い、ハロウインが終わるとクリスマスだ。 


セブ島の大きなモールのアヤラセンターも1週間ぐらい前から巨大クリスマスツリーが出現。  


クリスマスのディスプレーは年々地味になっていくような気がする。

2009年3月14日土曜日

エメラルドグリーン サンタンダー初めての投稿


 フィリピン、セブ島のほぼ最南端に位置する「サンタンダー」という小さな田舎町に「ルビリゾート サンタンダー」というこれまた小さなリゾートがあります。

 ルビリゾート サンタンダーが生まれたのは2006年の1月です、今3歳と少しというところです。


 サンタンダーはダイビングをする人にはよく知られています。この周辺には、アポ島、バリカサグ島、スミロン島などの世界でも指折りのダイビングスポットがあります。

 ダイビングだけではなく、この自然豊かなサンタンダーでは様々なアクティビティを楽しむとことができます。

 これから、エメラルドグリーン サンタンダーで起こっている様々なことや、その回りで起こっていることを少しづつ皆さんにお伝えしていきます。